クロヒョウ兄ちゃん カモシカ姉ちゃん
8/22(水)
ワタシは長居スタを本拠地とするセレッソ大阪のサポーターです。ところが世界陸上2007 in 大阪のために、セレッソの8月のホームゲームは福井・鳥取・三木と遠隔地で開催されることになりました。そんなワケで世界陸上にはあまりいい感情を持っていませんでしたし、前日の夕刊を見るまで、正確な開催日も把握していませんでした。
そんなワタシですが、観戦した友人からの情報が入ってくるにつれ、「どんなんやねん?」と好奇心が湧いてきて、ちょっくら長居公園をのぞきに行くことにしました。
長居公園は大阪市内にしては珍しく、広々としてとても開放的なんですが、「来てみてビックリ、何じゃこりゃ?」状態でした。
まず、あちこちにバリケードのようなフェンスがあって、長居スタ+球技場+第2競技場をぐるっと取り囲んでいます。もちろん散歩コースやジョギングコースは寸断されています。
練習場や会議室などを使用する選手やスタッフの安全確保のためにはやむを得ない処置なんでしょうね。国際大会ならテロの心配もありますし・・・。
鶴ヶ丘から歩いて公園を半周し、地下鉄出口のある長居の交差点側まで回り込んでいくと、スポンサーのお店やフードコートがありました。オフィシャルショップもあって、まぁちょびっとは国際大会の雰囲気に浸れそうです。
お天気は昨日から不安定だったのですが、それでも昼間は暑過ぎです・・・。スタッフの方々が一生懸命水を撒いてくれてはいるのですが、砂埃が暑さをいっそう際だたせます。
長居の帰りに天王寺の金券ショップに寄ってみると、最終日の指定席チケットが定価割れで売られていました。かなり迷ったのですが、席がいつもサッカー観戦しているJ1ゲートのそばだったので、思い切って最後の1枚をゲットしました。
9/2(日)
溜まりまくっていた仕事と雑用を18時までに片づけ、夕焼けに照らされながら、大急ぎで長居スタジアムへ向かいました。
すでに試合は始まっていたので(てか、いつのまにか予定より30分早まっていた・・・)、スムーズに入場できました。でも身体検査は空港なみで、さらに水筒の中身まで調べられたのは5年前のワールドカップ以来です。
長居スタジアムは年に10数回は来ているのですが、それでも雰囲気は微妙に違います。
モリシ仕様の日本代表ユニを着ていますが、今回はサッカー観戦ではありません。ゴール裏にあたるところはほぼ満員で、指定された①のところに座りました。
でもサッカーはずっと立って応援しているので、座りっぱなしというのも妙な感じです。
ちょうど目の前では女子走り高跳び決勝の競技中で、選手達の足の長さに愕然・・・。こんなに体格に差があれば、日本人ではなかなか勝てませんね。まぁ長身で顔が小さくて足も長い外人のおねぇちゃんは、京橋駅周辺でもよく見かけますけど・・・。モデルかダンサーかお水関係の方だと思うんですが。。。
ちなみに写真で黄色い→で示しているのはゴミではなくて、粘着テープのようなものです。各選手が銘々貼り付けて、助走の時の目印にしているんですね(知らなかったぞ~)。
競技はあちこちで同時進行で行われます。走り高跳びの向こうでは男子やり投げ決勝が、手前のトラックでは男子5000m決勝(青↑)が行われていました。
走り高跳びのおねぇちゃんはトラック上で(黄→)平然と準備しています。それに「やり」が100m以上飛んでくれば(世界記録は90m台ですが・・・)、走り高跳びの選手かスタッフに当たりそうで、少し怖い・・・(笑)。
う~ん、外人さんは男子も女子も日本人と体格が違いすぎるぞ~!
馬でいえばサラブレッドとマキバオー(マンガ)の差みたいなもんでしょうか?
1時間も座っているとダルくなってきたので、席割表の②へ移動。あまり大きな声で言えませんが、座席のチェックはユルユルで、ぼこっと空いた席(団体の招待席?)に移動することが可能でした。
せっかくの機会だから長居スタ探検に出かけます。
この夏の異常な暑さのせいか、カメラを見るとなんとまぁスダレが捲かれていました。
一部のカメラは雨対策なんでしょうが、ビニールもかけられ、ちょっとした非日常の世界を醸し出していました。
見上げると真上には電光掲示板のビジョンが、左上には織田裕二らでおなじみのステージが見えました。
まぁ、あのオーバーな実況がなければ、ここへ来なかったのも事実ですが・・・。
今度は④のバックスタンド側に移動。いつ見ても長居スタの屋根の曲線はキレイですね。
やり投げのフィールドではラジコンカーが走りまくっていました。何しとんねん?とよく見てみると、「やり」の運搬に使われているんですね。係員が投げ返したら危ないですもんね・・(笑)。
自分の席に戻る途中で、走り高跳びの優勝者が決まりました。2m05cmを跳んだクロアチアのブラシなんちゃらというバルカン娘(TVで言ってた)です。身長は193センチとか・・・。足の長さは1m以上あったような?
それと2位と3位は同じ記録でしたから、ともに銀メダルです。ロシアとイタリアの国旗が重なり合って掲揚されました。
ウロウロと移動してる最中に、女子4×400mリレーが行われていました。優勝はUSAチームで、アリソン・フェリックスも走っていたように思います。写真はウィニングラン中の選手です。
リレーに限らず、今日出場した選手名はほとんど知りませんし、チケットが6000円~17000円では、陸上に馴染みのない大阪人には高すぎるのではないでしょうか? 大阪人よりも、結構日本各地から来ている人の方が多かったかもですね・・?
マーケティング調査などで、最も効率の良い価格設定はできなかったのでしょうか?劇団四季のS席でも1万ちょいなのに、ケチな大阪人が馴染みのないスポーツに、家族単位で数万円も使うんかなぁ・・と疑問に思いました。
全競技が終わったら、閉会式を待たずにゾロゾロと帰る人が多数いました。で、またまたバックスタンドの④へ移動です。表彰式が立て続けに行われます。その合間にはDJの誘導に従って何度もウェーブが流れました。
北側掲示板に映っているのは、女子4×400mリレーで優勝したUSAチームです。アメリカ国歌は数度聞くことになった日でした。
それと本大会で唯一メダルを取れた女子マラソンの表彰式が行われました。個人では土佐、団体では日本がそれぞれ銅メダルを取りました。
日の丸の旗が掲揚されますが、もちろん君が代は流れません。ケニア国歌です。
そうそう土佐は歯科矯正治療を受けていますね。走りのフォームが改善されるか注目したいところです。
長かった9日間も終わり、いよいよフィナーレの閉会式です。
和太鼓の演奏と仕掛け花火が場を盛り立てます。最後の締めは河内音頭&盆踊りだったようですが、途中で帰宅しました。
会期中は地下鉄などでIDカードをぶら下げた外人さんをよく見かけましたが、はたして大会は成功したと言えるのでしょうか?
体格の差が圧倒的だったとはいえ、日本のメダル数は1個だけというのも寂しい限りです。
空席だらけの会場を見るにつけ、価格をプロ野球やサッカーなみに設定すれば、もう少し埋まってたのではないかと思います。陸上に馴染みのない人が、1万円前後のチケットを簡単に買うとは思えませんし、もし普及させるならば、やはりお試し価格みたいな感じでやらないといけなかったのでは?と思います。そういえば数年前に大阪の舞州(まいしま)で国際大会が行われましたが、人出はパッとしませんでした。その時の教訓が生かされてないような気がしました。キツイ言い方をすれば、大阪市のオリンピック招致は無謀だったかもしれません。
過去2大会の倍の100億円をつぎ込み(そのうち半分はTBSとスポンサーらしい)、同じく委員会も3倍の120名で構成されていたにも関わらず、観客動員数がこういう結果になったのは、やはり縦割り行政の手法と、公務員的発想のせいだったのでしょうか?赤字なら税金で補填する・・ではやりきれませんね。
陸上競技の観戦は一般市民には馴染みがないので、やはり地道な努力が必要なんでしょうね。せめて開会式と閉会式は、超満員のスタジアムで選手を迎え入れ&送り出しをしてあげたかったなぁ・・・と今更ながら思いました。
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コメント
見事な実況。雰囲気少し味わいました。
100億円も使ったんですかぁ!!
粘着テープにラジコンカー・・・現地にいても気がつかないでしょうねぇ~
ちょっと得した気分(^^)
にゅー☆ ホテルの喫茶では英語の聞き取れないお姉ちゃんとマニュアル見ながらラッピングしてる若くない男性が仕事してました。なんだかなぁ。。。
投稿: ひよこ | 2007年9月 5日 (水) 22時02分