« 頬を噛む | トップページ | 歯ならびと全身の関係 »

骨隆起・下顎隆起 その2

以前の記事にも書きましたが、歯に強い力がかかったり、遺伝的要因があったりすると、お口の中の骨が盛り上がってくることがあります。これを骨隆起といいます。

Koturyuki2 上顎骨では口蓋の中央部に多く、これは口蓋隆起とも呼ばれています。

一方、下顎骨では左写真のように犬歯小臼歯あたりの内側(舌のある方)に多く、下顎隆起とも呼ばれています。

このような骨のでっぱりは特に処置する必要がないのですが、入れ歯を作るときに邪魔になったり、入れ歯と粘膜がこすれて痛くなったりしやすいことは前にも述べました。このような時は骨隆起を切除することもあります。

Koturyuuki このような処置はどこの歯医者さんでもやっているわけではありません。歯ぐきや粘膜の下にありますから、ある程度口腔外科の技術が必要になります。

下写真は切除した下顎隆起です。大きい方は1cm以上ありました。通常は反対側にも同様な骨隆起がありますので、こちらも日を改めて切除する予定です。

切開した傷口が治れば、以前より快適な入れ歯が作れそうですね。

|

« 頬を噛む | トップページ | 歯ならびと全身の関係 »

日々の臨床」カテゴリの記事

コメント

お尋ねします。
この切除手術は、どのくらいのリスクがありますか?
回復までの日数、費用など教えてください。
53歳で、インプラントではなく、下の歯、左右の入れ歯を考えています。。
珍しく骨が出ていると言われました。
解答いただけたら幸いです。よろしくお願いします。

投稿: トットリユミコ | 2014年3月 5日 (水) 11時46分

トットリさん はじめまして。

骨隆起の除去ですが、生体の侵襲はそれほどありません。
元々の組織ではなく、骨の添加ですので、ノミで比較的楽に削れるような感じです。
ただコンコン響く感じがして、恐怖心を感じる方もおられますが。
それと粘膜のすぐ下ですから、神経や血管、筋肉を傷つける確率は低いです。
もちろん通常の歯科麻酔下で行います。

ただ強すぎる咬合力と遺伝が絡んでいると言われますので、、
除去した後もゆっくり添加してくる可能性もありますね。

投稿: わっぴい | 2014年3月 6日 (木) 12時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 骨隆起・下顎隆起 その2:

« 頬を噛む | トップページ | 歯ならびと全身の関係 »