修二会(お水取り)2009
なぜか暖かいままに3月を迎え、今年も修二会(お水取り)の季節となりました。
昨年も記事にしましたが、水曜は午後から休診なので、今年はお松明も見ることができました。
バスの時刻とうまくかち合わなかったため、JR奈良駅から二月堂まで駆けるように歩き、19時からのお松明(たいまつ)になんとか間に合うことができました。
そもそもお松明は、二月堂への石段を上がる僧の足元を照らすために、世話役の童子さんが担ぐものです。
ですから僧の数だけお松明が出るのです。
僧が修行のために堂内に入ったら、役目を終えたお松明は舞台造りの桟から外にせり出して、南側へと向かいます。
この時にくるくると回して火の粉を落とすのですが、これがTVなどで放映するシーンですね。
信者さんたちはこれを拾い集めて家に持ち帰り、その年の家内安全のお守りにします。
今日12日というか13日未明、お水取りはクライマックスを迎えます。
この日のお松明はいつもより大きめの籠(かご)松明を使用しますので、火の粉も一段と激しく降り注ぐのですね。
写真は明日の出番を待つ籠松明ですが、これらの産地は東大寺の寺領というか、昔から決まっていて、厳正な儀式の元に、奈良まで峠を越えて人力で運ばれてくるのですね。
このようなところでも奈良時代より綿々と続く文化の奥深さを感じました。
普段はまったくと言っていいほど夜間は人影のない冬の奈良公園ですが、この季節だけは鹿も鹿せんべいのご馳走にあずかることができます。漆黒の闇に目をこらすと、あちこちで鹿たちが眠っていますが、元気な鹿は、参拝ルートで待ちかまえています。
雲の切れ目から満月が顔を出したとき、大仏殿の屋根の『鴟尾』 (しび)が金色に光り輝きました。流れる雲を背景にしたそれは、この世のものと思えないほどとても幻想的で美しく、まるでこの世とあの世との間の道標のようでした。 先日亡くなった高校の同級生を思い起こしながら、手を合わせて彼の冥福を祈りました。合掌。
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コメント
大仏殿中門から南大門へ向かう参道…
勧学院と金鐘会館の間にあるポストですね
あの辺りの鹿は、白いビニール袋や手提げ鞄に反応して寄って
来ます
餌をもらえると思うみたいで天敵の犬を連れていても、怖がるこ
となく突進してくるので怖いです
投稿: sen | 2009年3月13日 (金) 11時49分