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備中のお城 その2 -鬼ノ城-

Bittyuu10 前の記事の続き、備中三部作の第二弾です。

高梁の町をあとにして再び伯備線に揺られます。さて次の目的地は総社市の鬼ノ城(きのじょう)です。

お城といっても戦国~江戸時代のお城ではなく、大和朝廷時代のものです。かれこれ1300年以上前のものですから、普通に思い浮かべるお城のイメージとは少し違っていました。

そのころの大和朝廷は朝鮮半島に任那日本府を置くなど、想像以上にインターナショナルだったのですが、白村江の戦い唐・新羅連合軍に大敗してからは、かなり臆病になったようです。その結果、より内陸部に遷都したり、瀬戸内海沿いに防衛のお城を築いたりしました。鬼ノ城もそのひとつだろうと言われています。

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総社駅からのアプローチはタクシーが一般的なようですね。鬼ノ城までは約2600円くらいですが、備中国分寺も観光するとなると観タクンという手もあります。これだと2時間で4900円です。

総社駅から20分ほどで鬼ノ城ビジターセンターに到着。復元に力を入れているようで、なかなか設備が整った建物でした。

岡山といえば吉備団子に桃太郎ですね。その元となったのは吉備津彦命百済からの亡命者温羅との戦いです。鬼ノ城という名もどうやらそこからきているようです。そういえば山から降りる途中の谷間で、キジが飛んでいるのを見つけました。それに松山城では野猿に注意!という看板がありました。

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お城を一周できる遊歩道も整備されていますが、まだまだ発掘調査中のようで、あちこちで復元工事をしていました。

ここからの景色は壮大で、晴れた日には遠く瀬戸内海や四国の山々も見渡せるそうです。

新羅が攻めてきたときのことを想定し、まずは瀬戸内海方面の眺望がきいて、しかも防衛しやすいことが大切だったのでしょう。足元には備中国府が置かれた総社平野が広がっています。南東部の山裾に見えるのが、秀吉の水攻めで有名な備中高松城とのこと。次の目的地ですね。

午後遅くのやわらかな陽射しの中、城址から吉備線服部駅まで、1時間ほどのんびり歩いて下りました。ここでも山の斜面に咲くサクラを見つけながらの旅でした。

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