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蝶ヶ岳~常念岳~三股 

今回の山行の目的は、槍穂高のパノラマを見ながら、夕焼けとご来光を楽しむことでした。そのために選択したのが蝶ヶ岳~常念岳の稜線歩きです。徳沢の分岐から展望のきかない樹林帯が続く長塀(ながかべ)尾根を4時間ほど辛抱強く歩くと、ようやく蝶ヶ岳に到着です。

上高地を6時に出発したため、ヒュッテ到着は12時と少々早過ぎましたが、夜行バスの疲れのせいでしょうか、ビールを飲んでから自分の布団に案内してもらうと、いつの間にかひと寝入りしてました。夕方はガスが上がってきてアルプスの峰々を包み込み、残念ながら槍穂高が燃える姿は見られませんでした。でも夜中に見たはるか下方の安曇野の街灯りがとても幻想的でした。

昨夕とうってかわって、翌朝はガスも吹っ飛び、素晴らしいご来光に恵まれました。はるかかなたには富士山も見えました。昨日はガスでほとんど見えなかった常念岳も、朝日の中、前常念岳への美しい吊り尾根のシルエットを浮かび上がらせていました。しかしアップダウンがあって、ちょっと遠そう・・・。

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ご来光を堪能したら、常念岳に向かって出発です。途中で高度を落として樹林帯に入りますが、そこを抜けて常念岳の稜線に入ると、今度は岩だらけの道となります。

左手には始終、槍穂高のパノラマが楽しめました。

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しかしここで大問題が発生!! モンベルマリポサブーツのワイヤーが切れてしまったのです。この靴は靴ひもではなくワイヤーで締めるのですが、ダイヤルを廻すだけで、靴ひも(というかワイヤー)をゆるめたり締めたりできる大変スグレモノなんです。でも切れてしまうとかなり厄介です。予備靴ひも(ワイヤー)は持参していても、交換するには眼鏡をかけ、専用ドライバーを使わないといけないんですよ。山小屋でヒマを持て余しているときなら、十分交換する時間はあるんですけどね。

ここは稜線上なので、面倒くさいからちゃっちゃっちゃと、ビニールテープでグルグル巻きにして応急処置としました。これで常念の岩稜帯の上り下りと、標高差1500mの下りに耐えることができました。同じ靴を持っておられる方、一度お試しあれ。

てか、マリポサブーツは、ワイヤーにテンションがかかる本格的な登山には向いていないのかもしれません。前回ワイヤー交換してから、日高山系と御嶽山にも登ってますし。

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蝶ヶ岳ヒュッテを出発してちょうど3時間半後、9時ジャストに常念岳のピークに立ちました。30分ほど待っていると、日帰り登山に来た友人達が登ってくるのが見えてきました。向こうにはこちらの登山計画を伝えていなかったので、突然目の前に現れたワタシは、彼らにとって結構サプライズだったようです。作戦大成功でした。

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山頂でしばし憩ったあと、三股まで下ります。思った以上に大きな岩がゴロゴロしていて緊張しましたが、ケガもなく全員無事に下山できました。そして途中のハイマツ地帯では、何十年かぶりにライチョウの歓迎を受けました(保護色でわかりにくいですが・・・)。

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コメント

すご~い行動力、すご~い体力に感服しました。
生まれて初めての登山が
中房温泉~燕岳~大天井~常念~蝶ヶ岳~長塀山~徳沢園
だったので懐かしく思い出します。
長塀の下りが延々と続きバテバテだったんですが、
そこを登られたのですよね。
常念の朝焼けや雲海が忘れられません。
うらやましい限りです。

投稿: ファン | 2010年9月 6日 (月) 12時12分

中房~徳沢ちうことは、途中で山小屋2泊でしょうか? バノラマに恵まれたいいコースですね
蝶まで来た安心感と、それまでの足腰の疲労で、長塀の長い下りは、展望もないし、皆さん方、どっと疲れる…とおっしゃってますね。
直通バスで上高地も便利になりました。蝶ヶ岳だけとか焼岳とかに絞れば、2日あればゆったり楽しめますよ

投稿: わっぴい | 2010年9月 7日 (火) 09時30分

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