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鳳凰三山をゆく

いつしか暦は9月を示している。

ひと足早い秋の風に吹かれたくて、
南アルプスの鳳凰三山に出かけてきた。
ここは深田久弥が選んだ百名山のひとつであるが、
さらに30座に絞り込んだとしても、
私の選択からは外れない名山である。

Houo1

中央本線・韮崎駅は標高350mほど。
そこから2500mの比高で立ち上がる山なみは、
濃い緑とコントラストを成す白い花崗岩の稜線が美しい。

Houo2

Houo3

夜叉神峠登山口から深い森に入る。
北八ヶ岳を思わせる苔の絨毯が美しい。
カラマツ、シラビソ、トウヒの薄暗く深い森は、
雑然とした下草を寄せつけず、
神々が潜む美しい空間を作り出している。
湿った土壌からは、数多くのキノコが顔を出していた。
僕はいつもよりゆっくりと歩を進め、
身体中で森を愛おしんだ。

Houo4

夏の終わりを五感で感じながらも、
紅葉の時期にも訪ねたくなる、
じつにそんな美しい山であった。

Houo5

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