カテゴリー「山登り」の87件の記事

百名山完登 -南アルプス・光岳-

山道がこんなに美しいものだと認識したのは初めてだった。
そしてはるか彼方に霞む赤い小屋が、光彩を放つルビーのように思えた。

山は様々な姿を見せる。
そして山屋はシルエットから山名を読み解く習癖がつく。...
名山と崇められる山々は、ポスターや雑誌表紙での自己主張を通して、
知らないうちに我々の脳裏にその姿を刷り込んでいくのだ。

存在感のある山が憧憬の対象となるのにそう時間を要としない。

光岳、この山の輪郭を思い描けるのは果たして幾人いるのだろう?
ガイド書を紐解いても、光石の方がクローズアップされることが多い。
山の雑誌をめくっても、特集号でない限り、写真で目にすることはない。
よしんば掲載されていたとしても、長大な山なみのひとつの高まりに過ぎないのだ。

「なぜ深田はこの不便で目立たない山を、百名山のひとつに加えたのか?」
登山口への道路崩落、補修後の再崩落で、2度のチャレンジが潰えた昨年、
半ば恨みを持ってこの山のことを思ったものだ。

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40年ぶりに畑薙の大吊り橋を渡り、深山の趣き濃いウソッコ沢を遡り、
標高差1500mの急登にへばりながら、ようやく茶臼小屋に辿り着いても、
まだなお神経が昂ぶって、心底休息することができなかった。
夜行バスの疲れが尾を引いたせいか、
ご来光ギリギリまで、寝袋から這い出す気力もなかった。
これが百名山への旅の終止符を打つというプレッシャーなのか。
昨年より続く3度目の挑戦で、この胸のつかえから解き放たれるのだろうか?

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大学2回生の夏合宿は、畑薙から塩見ピストンの三伏峠までの南部縦走であった。
超特大のキスリングを背負い、気合いと根性で歩かされたことを思い出した。
そしてその時、僕は初めて標高3000mを越える世界を体験した。

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そんな昔の話を心の奥から呼び覚ます作業を続けながら、稜線の縦走路を目指す。
目の前には朝陽を浴びた上河内岳、聖岳、荒川三山、赤石岳がずらりと並んでいる。
その3000m級のスケールの大きさに驚き、圧倒されるというより、
なぜか心から楽しくなって、ニヤリとしてしまった。
やはり山が好きなんかなぁと思いながら、茶臼岳へ続く砂礫の道を歩んでいく。

茶臼岳のピークに立つと、遠くの地平線まで見渡せる。
さすがに南アルプス、長大で重厚な山々が圧倒的なオーラで迫ってくる。
北にずらりと並ぶ巨大な山塊に対し、これから目指す先はたおやかな峰々だ。
この乗っ越しを境に、南北の峰々の姿のなんと対称的なことか。
慌てて地図を広げ、山名をひとつずつ同定していく。
そしてはるかはるか遠くに赤い小屋が確認できたちょうどその時、
不覚にも心が震えるのを感じた。
そしてその背後の小さな高まりが「光岳」だと気づいたとき、
僕の興奮は最高潮に達した。

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再度地図を見返しながら、稜線をなぞっていく。
希望峰、易老岳、イザルヶ岳、センジヶ原と空中に指でラインを引いていく。
そして何と美しいトレールなのだろう!と心から思った。

実際に歩いたルートは、花あり湿地あり木道ありと、じつに変化に富んでいた。
そしてほとんどが苔むした原始の森であり、有史以前より続く緑の楽園であり、
至る所でダイナミックな地球の営みを感じることができた。
連綿と紡がれてきた生命の営み、それはまさしく地球の歴史ともいえる。
大げさに言えばその森の奥に、神の存在を感じたのかもしれない。
長いルートですれ違った山旅人は、10名いくかいかないかで、
そんな中で神々、いや森の精霊達といった方がいいのだろうか、
ともかく彼らとの対話を楽しみ、自己とも対峙できた至福の時間であった。

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そしてとうとう深田が選んだピークに立つ。
いや立つというより、展望のない森の中のひとつの高まりの、
その地味な三角点にそっと手を置き、百個目の記念に日の丸を立てかける。
誰もいない山頂でセルフ撮りをして、しみじみと我が人生を振り返る。

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動物や自然が好きで、それを学ぼうと思った大学の受験に失敗したこと、
本意ではない大学のワンゲル部では、体力的についていけずに腐っていたこと、
卒業後は野田知佑の影響でカヌーを始め、西日本のあちこちに遠征していたこと、
そのサークルのリーダーの突然の海難事故で、パドルを握らなくなったこと、
40代半ばでメニエール類似疾患にかかり、めまいや吐き気、複視に苦しんだこと、
そのリハビリがてらウォーキングや西国巡礼道・熊野古道踏破を始め、
それがいつのまにか50代からの登山の再開に繋がったこと、
母を送り父を看取り、仕事を復活させ、新たにオフィスを作り、息子が一人前になり、
ようやく自分の時間が作れるようになったこと、
そして部活では落ちこぼれだった自分に、百名山チャレンジを課したこと、
そんなことを思いながら獣のにおいの濃い苔むした原始の森を黙々と歩く。

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幻想的なミスト、木々を貫く朝陽、可憐に揺れる小さな花、水滴のマジック、
突然飛び立つホシガラスなど、神は退屈しのぎに様々な出し物を披露してくれるのだ。

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岩と氷のごつい山は今でも苦手だけれど、
踏み荒らされていない原始の森を行くとき、僕はやはり心が躍るのだ。
北アルプスの岩峰よりも、たおやかな上信越や東北の山々が身体に馴染む。
そして四季の小さな変化を見つけることを楽しむ自分にも気付いている。

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世の中の多くの出来事が、理由あって存在している。
一見無駄に見えることが、ハーモニーを奏でて偶然から必然になる。
還暦が近づくにつれ、そんな法則があることを素直に思えるようになった。

よくぞ光岳を百名山のひとつに選んでくれたと、
今ではつくづく深田久弥に感謝している。
ピークや山の形ではなく、そこへ行くまでの原始の森を抜ける長大なルート、
当然ながら人の営みの希薄な世界、熊野古道を思わせるような精霊達の住処、
人を寄せつけない厳しい自然界、それと対称的な山小屋の暖かさ、
それらをすべて含めて余りあるのが「光岳」なのだ。
日本アルプスの最南端で、全世界のハイマツの限界地という、
深田が選考理由に挙げたそんな名目よりもだ。

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百名山チャレンジはたしかに僕を成長させてくれた。
理解を示してくれた家族、一緒に登ってくれた山友達、
お世話になった小屋の人たち、その他大勢の人たちに感謝の意を捧げながら、
次のプランを練っていきたい。
そして自然のはかなさと美しさ、四季の移り変わりを鋭敏に感じる心を、
多くの人たちに写真を通して伝えていきたい。

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僕の旅はまだまだ続く。

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はるかな尾瀬をゆく

美しい惑星の、四季豊かな国に生まれたことを、
心より感謝した尾瀬での二日間だった。

はるかな尾瀬に魅せられて、
遠路をものともせず、半日かけて入山。
これで三度目の彷徨になりますが、
錦織りなす季節の探訪は初めてで、
朝靄や小雨もじつに風情がありました。

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東西に20数キロもあるこの国立公園は、
尾瀬ヶ原と尾瀬沼、そして山岳地帯の3つのエリアに分かれています。
鳩待峠から三平峠、もしくは沼山峠まで歩き通すと、
平坦地でも10時間近くはかかるという、
それぐらい広い公園です。
そして至仏山と燧ケ岳という二つの百名山を含みます。

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今回は土曜日に三平峠から入山、
早朝の尾瀬沼を抜けて、朝日を浴びながら燧ケ岳に登頂、
その日は温泉小屋まで歩き通しました。

翌日は小雨に煙っていたものの、
オレンジ色に光る幻想的な光景の中、
尾瀬ヶ原の中心部を歩いてきました。

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湿原の草紅葉も、清冽な水の流れも、
標高1500mあたりの広葉樹林の紅葉も、
どれもこれも見事で、しばし我を忘れます。
身体も心も紅色や黄色に染まっていくような、
そんな贅沢な時を過ごしてきました。

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尾瀬ヶ原や尾瀬沼から立ち去る時、
再び訪れる機会があるのだろうかと、
僕はもう一度振りかえって、
大きく手を振りました。

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愛おしむように、、、慈しむように、、、

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鳳凰三山をゆく

いつしか暦は9月を示している。

ひと足早い秋の風に吹かれたくて、
南アルプスの鳳凰三山に出かけてきた。
ここは深田久弥が選んだ百名山のひとつであるが、
さらに30座に絞り込んだとしても、
私の選択からは外れない名山である。

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中央本線・韮崎駅は標高350mほど。
そこから2500mの比高で立ち上がる山なみは、
濃い緑とコントラストを成す白い花崗岩の稜線が美しい。

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夜叉神峠登山口から深い森に入る。
北八ヶ岳を思わせる苔の絨毯が美しい。
カラマツ、シラビソ、トウヒの薄暗く深い森は、
雑然とした下草を寄せつけず、
神々が潜む美しい空間を作り出している。
湿った土壌からは、数多くのキノコが顔を出していた。
僕はいつもよりゆっくりと歩を進め、
身体中で森を愛おしんだ。

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夏の終わりを五感で感じながらも、
紅葉の時期にも訪ねたくなる、
じつにそんな美しい山であった。

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槍ヶ岳をゆく

地球の直径は1万2700kmだという。
その中でたかだか3kmあまりの突起物なんて、
表面の瘡蓋か、ささくれにすぎないのかもしれない。
しかしそのわずかな隆起というか、引っかかりは、
時にはヒトにとって越え難い壁となる。

上高地から横尾までの11キロの道を坦々と3時間、
そして槍沢ロッジまで2時間弱、
ここから次の小屋までは標高差1000m、
約4時間の道のりだ。
うーん、ここは行くしかないじゃないか。。。

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しかしバテた。。。
強烈な日射しが容赦なく身体を貫き、
沢があれば頭から水をかぶった。
1.5L用意した水は予想以上に減った。
薄くなる空気は、足の運びを重くする。
最後の力を振り絞ってヒュッテ大槍に着いたとき、
もう歩かなくていいんだと力が抜けた。

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しかし神様は粋なプレゼントをしてくださる。
槍穂高連峰を夕陽が染めていく。
圏谷に雲が湧き出て、雲海を作っていく。
折しも夕刻、西日が真横から山々を照らす。
光と影のシンフォニーにしばし言葉を失った。

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さらに神様は翌朝もプレゼントをくれた。
雲海に浮かぶ日本の屋根の数々、
遠くには富士山も頭を出している。

槍が赤く染まった。
その穂先に向かって歩くことができる幸せは、
高度障害をぶっ飛ばしてくれた。
最後のハシゴを登り終えた時、
それ以上高い場所はなかった。。。

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日本の屋根をすべて見渡せるほど素晴らしい天候は、
40年近い登山歴でも年に1~2回ほどだったと思う。
2週間前に歩いた黒部源流部の山々が見える。
3週間前に歩いた甲斐駒ヶ岳も見える。
先月歩いた八ヶ岳も見える。
昨年、思いがけず噴煙をかぶってしまった御嶽山も見える。
僕は有頂天で穂高方面に向かった。

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そしてもう一つの楽しみの天狗池の氷河公園。
小さな池塘は槍の穂先を水面に浮かべ、
僕の訪問を待ってくれていた。

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黒部五郎岳をゆく

この星は水と緑と大気で出来ている。

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その中で営まれる生命の美しさ。
人類はこの星で驕りすぎてはいないか。
そんなことを思わせる3日間だった。

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黒部川源流部、そこは人工物はほとんどない。
困難なアプローチ、限られた小屋と幕営地、短すぎる夏、
選ばれし者だけが彷徨うことを許される別天地。

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僕はそこに本当の地球の姿を感じた。
そして日本にまだこのような地があることを、
心から嬉しく思った。

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北八ヶ岳をゆく

梅雨のさなか、八ヶ岳に行ってきました。

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最初は南アルプス・鳳凰三山を狙ってたのですが、
稜線に出ると、風雨に叩きのめされそうだったので、
北八ヶ岳に変更です。
アルペンムードの南八ヶ岳(赤岳周辺)に対し、
北八ヶ岳は日本有数の苔の森で、
冬はクロスカントリースキーやスノーシューのメッカとなります。

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苔の森はとても美しく、また風雨による影響も最小限で済みました。
コースは初日がバスの終点の麦草峠から茶臼山、縞枯山を経て雨池峠へ。
そこから麦草峠に戻り、白駒池を経て、高見石小屋泊まりです。

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二日目は風雨がキツそうならスタコラサッサと下山計画をたてるも、
6時過ぎからガスが飛び、小屋から中央アルプスが見えたので、
中山から黒百合ヒュッテを周回するコースに変更。
稜線ではぶっ飛ばされそうな風が吹きまくるものの、
ほとんどが森の中の歩きで、この日も苔を愛でながらの山行きでした。

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星野道夫の描くアラスカの森にワープしたような、
そんな素晴らしい時を過ごせました。

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くじゅう連山をゆく

♪人皆花に~酔うときも~
で始まる「坊がつる讃歌」のクライマックスは、
♪ミヤマキリシマ~ 咲き誇り~
 山紅(くれない)に~ 大船の~
 峰を仰ぎて~ 山男~
ですね。

というわけでミヤマキリシマの群落を見に、
フェリーで久住山に行ってきました。

愛媛と山口の沖合で夜明けを迎えます。

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別府に上陸後、牧ノ戸峠までバスで行きます。
そして久住分かれに到着。
山頂まであとひと息。

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しかし今年のミヤマキリシマは毛虫(シャクトリガの幼虫)にやられまくったようで、
ほとんどの花は開くこともできませんでした。

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最高峰の中岳からは、歌の舞台となった坊がつるが望めました。

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朝はガスってましたので、ツクシドウダンやミヤマキリシマに水滴が付いて、
まるで妖精のようでしたね。

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今度は法華院温泉に泊まり、坊がつるで星を仰ぎたいと思います。

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大峰・大普賢岳の氷瀑・氷柱群

先日、大峰の大普賢岳東北面の氷瀑・氷柱に行ってきました。

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吉野から熊野へ抜ける国道169号線伯母峰トンネル北入口から入山します。

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ワサビ谷をつめていくと、見事な氷瀑・氷柱を見ることができます。
山好きの間では「シェイクスピア氷柱群(ハムレット、リア王、マクベスなど)」「ブライダルベール」「アイスガーデン」という名前で知られています。

シェイクスピアは技術的にキツいので、ブライダルベールまで登ってきました。

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ただし近づくには軽アイゼンではダメ、
ヘルメットやピッケルはあった方が絶対いいです。
それといざというときの装備と、経験者の同行も。

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昨日昼過ぎも救難ヘリが飛来し、何度かホバリングし(樹木で見えにくかった)、
林道からは山岳レスキューの方が登ってこられました。
もし事故なら、ご無事であってほしいです。

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文明の機器に追われ、先を急ぐ人に揉まれ、
淡々と仕事をこなす日常の繰り返し。
しかし都会へ続く道に背を向ければ、
この星には別の時が流れていることに気づく。

気の遠くなるような、はるか太古の昔から、
この渓谷は深山の滴を集め続けてきたのだろう。
凍てつく冬には蒼い柱と化し、
そして雪の下でしばしの眠りにつくのだ。

連綿と受け継がれてきた地球の営み。
乾ききった都会に疲れ、清冽な流れに飢えた僕は、
大峯は伯母峰の渓に向かった。
大普賢、小普賢と名付けられた神々が覆い被さる。
振り返れば、青空の下、大台ケ原からの尾根が伸びる。

時は静止したままだ。。。。

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大和上市近くの近鉄の橋梁に沈む夕陽です。

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紅葉の大文字山をゆく

けふのトレーニングはかねてより行きたかった京都の大文字山です。

京橋~七条ノンストップの快速特急「洛楽」号は満員。
東山山麓はすごい人出だと思い、本日は山科から登ります。
まずは毘沙門堂へ。
しかしここもそれなりの人出。
でも嵯峨野や東山よりは穴場かもしれません。

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この境内の横より山道を登っていき、京都一周トレイルを目指します。
杉の植林の中を進み、1時間ほどでトレイル道と合流、
あとは大文字山三角点までだらだらと登り下りです。

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少し休憩してから火床の方に下りていきます。
火床からは京都の街並みが見渡せる絶好のビューポイント、
それなりの人が登ってきていました。

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平らな所でミルクティーを作ってのんびりくつろぎます。
景色を十分堪能してから銀閣寺方面に下山、
門前町はラッシュアワーの駅ホームなみの混雑でした。

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これから京都の町は紅葉のシーズンを迎えます。
紅葉観賞に行かれる皆様方、大混雑を覚悟しておいてくださいな。

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越後駒ヶ岳と平ヶ岳をゆく

奈良から新潟まで遠路はるばる列車に揺られ、
奥只見の越後駒ヶ岳と平ヶ岳に登ってきました。
百名山96座目と97座目になります。
両日ともお天気に恵まれ、
雲海上に頭を出す10以上の百名山を同定することができました。

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越後駒ヶ岳は実は昨年、巻機山のあとに登る予定だったのですが、
台風接近のため、交通機関が確保できているうちに早々と帰宅、
今回は無事リベンジできました。

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台風の進行状況に気を揉みつつ、幸いスピードダウンしてくれたせいで、
平ヶ岳もこれ以上は望めないお天気のもとで登頂できました。
しかも仲間内に百座目の方がいて、山頂で祝福、
難易度の高い山のせいか、他のパーティにも百座目の方がおられたようです。
コースは中の岐川からのルートです。

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ワタシの中では過去の山行の中でもベスト5に入るほど、
平ヶ岳は素晴らしい山でした。
あの頂上付近の高層湿原と、紺碧の空を映し出す池塘の風景は、
一生忘れることはいでしょう。

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