カテゴリー「大和路の四季」の50件の記事

若草山は心のふるさと

ふるさとの山に向かひて
言ふことなし
ふるさとの山は ありがたきかな

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奈良に住んでいた頃、
若草山は、ほぼ毎日のように視界に入っていました。
でも日常の大半を大阪で過ごすようになってからは、
遠くにありて思う山になってしまいました。

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水曜午後休診の昨日、
FB友人の展覧会ひやかしと、奈良公園の紅葉のチェックを兼ねて、
ちょっくら若草山に登ってきました。

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奥山周回道路をちんたら歩いて山頂に行き、そこから麓へ下山。
あとはパノラマを思う存分楽しみます。

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有料エリアに入ったのは50年ぶりくらいかな?
てかもう係員は帰っていて、結局無料でしたがwww

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岩船寺の紫陽花

岩船寺は京都府木津川市(旧加茂町)にあります。

矢田寺よりも交通の便が悪いので、
静かに紫陽花を楽しむにはいいかもしれませんね。

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そして浄瑠璃寺まで歩いてバスに乗りました。

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奥駈の道(前鬼~行仙岳)

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不覚にも涙がこぼれた。
涅槃岳で休憩中に、山伏さん一行が登ってこられた。
そして法螺貝の音が山中に響き渡る。
手を合わせたワタシは何故か胸が熱くなった。。。

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そう、ここは霊場として認められた世界文化遺産である。
ただの国立公園でも登山道でもない。
精神をさらなる高みに導く、神々による崇高な踏み跡なのだ。

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誰ともすれ違わなかった静かな太古の森は、
はるか昔より、連綿と命を繋ぎ続けてきた。
屋久島を思い起こすような原生の森、
苔むした小径、陽に透けるブナ、トチ、そしてホオの葉、
ほろほろとこぼれるシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の白い花、
紅く燃えるアケボノツツジにシャクナゲの花。
谷間を吹き上がるひんやりとした風、
まさにワタシは大自然の懐に抱かれていた。

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関西にもこんな美しい森があったことに驚き、
そしてしばし至福の山歩きを楽しんだ。

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大峯は深い。
そしてどこまでも蒼い。。。

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浄瑠璃寺の春

今朝の当尾の里は雨模様でした。
それゆえに心打たれる風景に出会えました。

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京都府に属しながらも、ここは奈良の文化圏で、
奈良大和路のガイドブックにも必ず掲載されるところです。

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多感な学生時代、山を一つ越え、バイクでよく走りにきました。
堀辰雄の「大和路・信濃路」を鞄に突っ込んで。
「浄瑠璃寺の春」は幾度も読み返しました。
馬酔木は旬を過ぎ、初夏の装いとなっていたけれど。

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今日、神様がプレゼントしてくれた風景には、
水滴の妖精達もたくさん参加。

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新しい家族となった妙音菩薩パンダも、心から満喫してくれたことでしょう。

奈良は少しずつ、夏に向かっています。

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長岳寺から明日香へ

昨日夕方、チャリを走らせて、
天理は柳本の長岳寺と、明日香に行ってきました。
長岳寺は四季を通して花が咲く真言宗のお寺です。

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ツツジは終わり、カキツバタは旬を過ぎたといったところでしょうか?
それでも境内はとても静かで居心地が良く、...
龍王山から下りてくる薫風は樹々の若葉を揺らし、
さざ波を立てながら、水面を渡っていきました。

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一刻以上、ぼんやりと池のほとりに佇んだ後、
さらに南下して明日香村へ。

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今度は飛鳥坐神社の東側の小原という集落で落日を待ちます。
甘樫丘、二上山、畝傍山、飛鳥坐神社の杜が揃い踏みです。
そしてこの日は雄岳と雌岳の鞍部に夕陽が沈んでいきました。
あのシルエットは今でも脳裏に焼き付いています。

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やまとは くにのまほろば
たたなづく あおがき やまごもれる
やまとし うるわし 

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宇陀の桜 2015

奈良は宇陀の桜を観にいってきました。
年始に伊勢本街道を歩いた時に見つけた桜で、
有名な又兵衛桜からは、東へひと山越えた処にあります。

それは諸木野(もろきの)の牛繋ぎの桜と
仏隆寺の千年桜です。

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とくに前者は交通が不便なところにあり、観光客がほとんど来ません。
さすが写真家の方々は、早朝から撮影に来られていますが

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ここは桜の時期に田圃に水を張ってくれるので、
水面に映る花が幻想的なのです。
さらにこの日は雨上がりということもあって、
山からも霧が舞い下りてきていました。

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この諸木野の牛繋ぎの桜より仏隆寺に向かいます。
国土地理院の25000分の1の地図をプリントしましたが、
田舎は生活道路と枝道の区別がつきにくく、一度迷いました。

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仏隆寺に着くと、やはり人大杉、車大杉で少し興ざめ。
誰もいなければ大感動だったでしょうね。

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駐車場も狭いし、道も狭いし、
榛原から高井までバスに揺られ、
そこからのんびり40分ほど歩かれることをオススメします。

さらに2時間弱歩けば室生寺に至るのですが、
写真撮影に思いの外、時間を取られてしまいました。

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奈良の桜 2015

斑鳩の自宅からチャリにまたがり、奈良公園に行ってきました。
郡山からは秋篠川の堤防を走るため、まずは西ノ京を眺めます。

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そして奈良に入ると、まずは奈良ホテルの前の荒池へ。
ここは花見客も少ない穴場ですね。

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足を延ばして浮見堂へ。
多くの人が花を愛でていました。

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次は東大寺に向かいます。
南大門から大仏殿にかけては人が多いですが、
講堂跡や二月堂裏参道に行けば、静かな花見が楽しめます。

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今年も春がいきました。

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二月堂夕景(春のお彼岸)

今日は春のお彼岸。
  二月堂の舞台には夕陽ウォッチャーがたくさんいました。

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しばらくすると夕陽が沈んでいきます。

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そして大仏殿の屋根の鴟尾に刺さりました。

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そしてあたりは暗くなり、ワタシも現実に引き戻されました。

あのような荘厳な夕陽は、本当に久しぶりでした。

ちなみに昨年のお彼岸は、唐古遺跡から眺めていました。

Karako

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東大寺修二会 2015

昨日、お松明を見てきました。

直前に映画「アメリカンスナイパー」を観て、
ずっしりと重くなった心を抱えてのお参りでしたので、
世界平和も祈る練行衆さんたちに手を合わせてきました。

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今年はお松明の煙が多かったようで、
焼け焦げた杉の葉の香りが、
例年以上に衣服に移ったような感じがします。

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ぴんと張り詰めた空気、漂ってくる煙、
練行衆の沓を鳴らす音、内陣からの声明、 舞台下の歓声、
これらを全身で感じてきました。

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小さい頃は祖父に連れられ、新婚時代は嫁と、
息子が小学校高学年になると夜の東大寺を見せに、
伯父、母、父が病に倒れると、回復を願って参拝しました。
そしていつのまにか、一番上の世代となってしまいました。
それぞれの年ごとに思い出が詰まっています。

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今年の冬もそろそろ終わりですね。

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山焼きビューポイントを検証する

一昨日、奈良が燃えました。

その翌日、トレも兼ねて奈良公園をチャリで駆け抜け、...
若草山(黒い部分が山焼き後)をいろんな地点から眺望してみました。
山焼きのメインは一重目の上2/3で、谷間などは対象外になっていました。
二重目、三重目は花火の打上場所もあるし、
安全路の確保のせいか、山全体を隅々まで焼くわけではなさそうです。
なので、若草山が見えるところ=山焼きが見えるところではないんですね。
そして麓に近づきすぎても樹木が邪魔をして見えにくくなっています。
興福寺や東大寺境内(大仏殿回廊内除く)からはほとんど望めません。
大仏池や白毫寺方面からだと二重目三重目がメインに見えます。
平城宮跡~西ノ京は離れているがゆえに、全体が見える感じです。
山頂方面は関係者の邪魔になるので、避けた方が無難かもしれませんね。

単焦点レンズで撮影したので、写真はすべて同縮尺です。
当然ながら山麓で撮影したものは画面に入りきりませんでした。

来年行かれる方の参考になれば幸いです。

◎1.公会堂前(大仏前交差点)
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◎2.春日野園地(元春日野グランド)
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○3.飛火野(南側斜面近く)
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◎4.若草山・山麓(南ゲート)
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○5.氷室神社(国立奈良博物館北)
◎6.知事公舎・依水園前
○7.整肢園~東大寺勧学院(東大寺ミュージアム北)
△8.大仏池(正倉院南西)
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○9.法蓮・佐保橋(奈良女子大学北側)
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○10.平城宮跡(一次朝堂院と朱雀門)
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ここから駄文。。。。

生まれ育った法蓮の家からは若草山が見えていたので、
小学生の頃は、山焼きのある成人の日が楽しみでした。
しかし周囲に2階建てが増え、西奈良に引っ越し、大阪で学び、
さらに斑鳩に移り、一日の大半を大阪の職場で過ごすようになると、
若草山を背負った奈良公園の風景は私の日常から消えていきました。

還暦が近づきつつある歳になると、
いろいろな思い出がつまった奈良が恋しくなります。
そして燃えさかる山を、初めて麓から見上げてきました。
とんどがはぜる音、鹿が作り出す独特の匂い、ぴんと張りつめた冷気、
それを切り裂く花火の上昇音、そして破裂音と感嘆のどよめきの声、
宴が終わり駅に向かう雑踏の音、人々のシルエット、商店街の賑わい、
非日常でありながら、どこか懐かしい世界でした。

とても大切なものが手元に戻ってきたような気がします。
奈良にはこんな素晴らしい歳時記があるんだ。。。と。

真っ黒に日焼けした若草山は何も語らないけれど、
昔と変わらずに佇み、季節の移ろいをそっと教えてくれるのですね。

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